医院ブログ

冷え込み厳しい朝となりました

きのうとの寒暖差が身体に堪えますね…

12月に入りあっという間に時間が過ぎています

治療計画に試行錯誤することが増えたことも関係するでしょう。

被せ物が取れたとお見えになったきのうの初診患者さんも、

歯科医師の治療で歯が崩壊し、根が真っ二つに折れていました。

他の歯には根管治療の際に使用するドリルが

根の先に折れ込み、レントゲンで根の先には

大きな影が見られます。

患者さんには伝えられないまま、その上から

高額な被せ物が入っていました。

ドリルが折れることは偶発的な事故です

私は使いませんが、三種の神器と呼ばれる

ニッケルチタンファイルを使えばなおさら

その可能性は高くなります。

大きく彎曲した根管内を一生懸命に綺麗に

しようとした結果、どんな名医でも可能性はあります。

それでも、その事故を恐れていたら病気が治せない現実があります。

万が一に折れた際には患者さんにきちんと

お伝えすることが大切だと私は考えます。

取るべきか?取らなくてもいいのか?

あるいは取らない方がいいのか?

その場合のメリット、デメリット

自分で取れるのか?専門医に依頼するのか?

すべては患者さんとの信頼関係と、歯科医と

しての責任を果たすことにあると思っています。

今日も”情熱の歯科”で患者さんをお迎えします

 

#日本歯科保存学会認定医

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