医院ブログ

きのうの大雨はどこへやら

連休2日目の土曜日はいいお天気になりました

 

私はいつもより早めに診療室に来ています

今日は朝から忙しい1日になりそうです

静かな診療室で朝の準備が終わり、コーヒーを飲みながらブログを認めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

待合室中央に飾ってある額縁です

この言葉が私の歯科医としての”座右の銘”となっています

 

右側は思想家で文学者であった内村鑑三先生が歯痛で困った時に、歯医者で治療を受けた際に書かれた書です

左側は故レイモンド・キム先生が内村先生の言葉に感銘を受けて、日本語で書かれたものです

 

”歯科医療は愛の仕事である”

この言葉を胸に毎日手当てに励んでいます

 

レイモンド・キム先生は私のメンターである三枝尚登先生のお師匠さんです

現在、日本の第一線で活躍している歯科医のほとんどが少なからずキム先生の教えを受けているそうです

 

私は2002年に歯科医師免許を取得しました

翌年の2003年に残念ながらキム先生は亡くなられましたので、一度もお会いしたことはありません

 

それでも、三枝先生から”レイモンド・キム”イズムを叩き込まれていますので、尊敬の念をもってこの書を飾っています

なにせこの書は、三枝先生がキム先生から直接いただいたものを複製して私にくださったものですから

 

診療前にこの書に向かって一礼することが私の診療のルーティーンとなっています

 

日本人である内村先生が英語で、外国人であるレイモンド・キム先生が日本後で、というところに趣を感じませんか?

 

愛をもって患者さんを迎え入れる準備が整いました

 

今日も徹底的に安心・安全な歯科治療

 

#日本歯科保存学会認定医

#マイクロスコープを使った精密治療🔬

#歯の保存を第一に

#三鷹 歯医者 コーラル歯科

なんだが不安定でぐずついたお天気が続いていますね

今日も日中はかなり暑くなるようです

体調管理にはくれぐれもお気をつけください

 

4月も終わりを迎え、いよいよG.Wに突入です

私は暦通りの診療ですが、子供達との時間を楽しむつもりです

 

今は誰もいない静かな診療室で準備を終えたところです

 

いつの間にか散ってしまった桜がまだ恋しいようで、息子が小学2年生の時に描いた桜を眺めて癒されています

タイトルは

”かっこいいさくら”

です。

4月中は待合室に飾っておきますので、是非ご覧になってください

先日の症例です

他院で被せたクラウンを外したところですが、歯肉が 腫脹して盛り上がっているのが分かりますね?

歯肉と歯の間には深いポケットが形成されバイキンの温床となっていますから、強い炎症がみられます

向かって左側の歯肉は大きく隆起し歯冠長の確保ができていませんので、ディスタルウエッジと呼ばれるオペが必要になるでしょう

 

この方は噛む力も相当強く、歯を取り囲む歯肉もフェストゥーンと言われる状態です

これから修復治療に入るのですが、まずは徹底的な歯ブラシ指導からスタートです

この状態でただ修復するのではJIADSで学んだ意味がありませんから

 

レントゲンや資料を見ながら頭を悩ませています

 

今日も徹底的に安心・安全な歯科治療

 

#日本歯科保存学会認定医

#マイクロスコープを使った精密治療🔬

#歯の保存を第一に

#三鷹 歯医者 コーラル歯科

あっという間に週末の土曜日を迎えています

今週は手術が続きましたので、今になって疲れもピークに達しています

 

先週末の講習会が大いに役にたっていることを実感しています

切開ラインの設計から最後の縫合まで、術前のシミュレーションと術中の手の動きがピタッと合う場面が増えました。

とは言っても、手術はシミュレーション通りにはいきません

 

実際に歯肉を開いて骨を直視して、レントゲンやCT像と異なる場面にしょっちゅう遭遇します

 

そんな時は一呼吸おいて、考えて考えて考えろ!

そうすれば自然に手が動いてくれる

 

これはメンターである三枝先生からいつも言われている言葉です

 

きのうの手術です

黒い点線より上の白っぽく見えるのが角化歯肉と言われるいわゆる歯茎です

その下の赤っぽく見えるのが頬粘膜です

歯の欠損部にインプラントかブリッジか入れ歯を入れる予定ですが、修復物が乗っかる部分に歯肉が足りないのです

この状態で修復物を入れたとすると、歯ブラシが粘膜に当たると痛いので磨くことができないんです

ですから修復物の周囲には必ず角化した歯肉がないといけないのです

ではどうするの?

 

上顎から歯肉を採取して移植する、です

上顎は角化歯肉の宝庫ですから

移植したい歯肉のサイズで型紙をつくり上顎に貼り付けて切り取りました

最後にこの部位に止血用シーネを入れます

黒い点線部分に切開を入れて、歯肉と粘膜を切り離したところに切り取った歯肉を移植しています

血液供給を考慮してぴったりと縫い合わせています

 

先ほど消毒でお見えになりましたが、昨日はぐっすり眠れたとのこと

この状態でそっと1ヶ月ほど経過を観察して、歯肉ができた写真をアップしたいと思います

 

今日も徹底的に安心・安全な歯科治療

 

#日本歯科保存学会認定医

#マイクロスコープを使った精密治療🔬

#歯の保存を第一に

#三鷹 歯医者 コーラル歯科

週末の講習会は朝から缶詰状態での怒涛の2日間となりました

講義・模型実習・豚顎を使った実習と、内容は盛りだくさん

講師の小田・岩野両先生に日頃の疑問をたくさんぶつけてきました

ショートブレイクと昼休憩以外は一瞬たりとも気が抜けない緊張感に包まれた講習会でしたから、

診療が終わった今はほぼ抜け殻状態でブログを認めています(笑)

教わったことはすぐに実践しなければ絶対に身につきません

 

明日は朝からオペが入っています

講習会のメインであったGBRはありませんが、手術にもっとも大切な術前診断・切開・縫合のブラッシュアップはバッチリです

今夜は早く帰って子供を寝かしつけながらシミュレーションに励むつもりです

 

今日も徹底的に安心・安全な歯科治療

 

#日本歯科保存学会認定医

#マイクロスコープを使った精密治療🔬

#歯の保存を第一に

#三鷹 歯医者 コーラル歯科

昨日からの突然の寒さに身体が驚いています

 

明日から2日間講習会に行ってきます

インプラントや被せ物の治療にはボリュームのある骨が必要なんですが、

抜歯や様々な理由で歯槽骨の吸収が起きているケースがほとんどです。

 

特にインプラント治療においては、骨があるところに埋入する”外科主導型”の治療は後になって患者さんを苦しめることになるんです。

インプラント治療の目的はただ歯をつくること、ではなく、きちんと噛めること、が目的だということを忘れてはなりません。

そうなると最後の補綴物が正しい位置に装着されることを想定して埋入する、”補綴主導型”の治療が必要になるわけです

 

骨が吸収された場所には原則インプラントの埋入ができませんから、どうしても外科主導型になります

では補綴主導型の治療をするためにはどうすればよいのか?

骨がなければ造らなければいけませんよね?

 

これが骨造成治療=GBRという術式になります

このGBRの勉強を明日から2日間、朝から缶詰になって学んできます

 

私の臨床にGBRはルーティーンの治療ですが、さらにブラッシュアップしてフィードバックしていきます

 

明日は副院長と近藤先生がしっかりと診療室を守ってくれるので安心して勉強に励んできます

 

今日も徹底的に安心・安全な歯科治療

 

#日本歯科保存学会認定医

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#歯の保存を第一に

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